3月のライオン名言集|桐山零の名言・名セリフ

【3月のライオン】桐山零名言集

   

桐山零 (きりやま れい)

 

漫画:3月のライオン 出版社:白泉社 掲載誌:ヤングアニマル ジャンル:将棋

原作:羽海野チカ 連載:2007年 -

 

3月のライオンの主人公であるプロ棋士の少年。
年齢は物語開始時で17歳。単行本9巻時点の順位戦はB級2組に所属する。六月町という、東京都内にある架空の町に在住している。作中において、史上5人目の中学生プロ棋士となり、中学卒業後は一人暮らし。高校へは一年遅れで編入する。
棋風は居飛車も振飛車も指すオールラウンダー。

プロになるということは、止まらない列車に飛び乗るようなものだ
もう二度と降りる事はできない負けて転がり堕ちるまでは

頭ではわかっているのに動けないのは何でだ
「勝つ理由が無い」とかいいながら負けると苦しいのは何故だ
中途半端だ僕は何もかも

約束する 僕がついてる 一生かかってでも 僕は 君に恩を返すよ

頑張ろう またいちから ひとつひとつ ひとつひとつ・・・

彼女の為なら僕は何だってするつもりです
彼女が困っているなら何をしてでも助けたいっ

「いつでもおいで」って言ってくれたけど ホントかな…
なんだか「おいで」と言ってもらえた場所ができただけで……
そのコトバだけで うれしくておなかがいっぱいで もう 充分な気がした

「強く」なればなるほど負けた時くやしくなります
――むしろかけた時間の分だけ負けるとくやしいので進めば進むほどくやしくなります

みんなは いつもとかわらずニコニコしてるけど やっぱりどこかけだるく しんみりして見えた…
こんな風に馬や牛を用意したり ごちそうを用意したり
もういない人たちの 来る時間や 帰る時間を みんなで気にしたり…
ぼくには ――余計 思い出して 悲しくなるための切ない儀式にしか思えなかった……

――僕の後を静かに・・・神様がついて来る

泣いても仕方ないから あきらめて 悲しいから考えないようにして 頭から追い出して 追い出して 追い出して…
――でも…… 本当にそれで よかったんだろうか…

泣いてる ひなと 泣かない僕と……
二人並んで 見上げる 美しい
ただ ただ 美しい 七月の夜空……

なんだ? なんで泣くんだ?
夕べも さっきだって あんなに 嬉しそうだったのに
女の子って わからない

僕は カッコウだ… おしのけた命の上に立ち 春をうたえと  呼ぶ声をきく
――そして思う いっそ 本当に鳥だったらと そうしたら こんな 激しい痛み 知らずに済んだのにと

知らなかった
誰かに 自分のいる世界の事について興味を持ってもらえる事が こんなにも お腹のあたりがフワフワする程 嬉しい事だったなんて…

小さい頃 真昼に雷を見た
水色の空に 水銀をぼろろところがしたような淡い閃光 僕は そのはかなさに心を奪われた
――たとえ その輝きが 後に 重く激しい雨を 連れてくるのだとしても

いつ頃からだろう クリスマスを苦しいと思うようになったのは

自分のひとりぼっちに気をとられ 誰かのひとりぼっちに気づけないでいた まぬけな僕に
除夜の鐘は しんしんとふりつもり 大きな河みたいにゆっくりと 新しい年がやって来ようとしていた

(お前はどこに行きてえんだ?)
そう言われてやっと気づいた 「行きたい所」なんて無いって事に どうやら僕は「どこかに行きたかった」のではなく 「どこかへ行ってしまいたかった」という事らしいのだ

一手 一手 まるで素手で殴っているような感触がした 殴った肌のあたたかさまで生々しく残ってる気がする

電話ごしに父の声にふれた瞬間 僕は自分の浅はかさを思い知った 父の声は ほんとに心配してくれてた声だった ぼくはバカだ ぐるぐるぐるぐる考えて ―――でも 結局自分のことばっかだ

おなかに抱えた弁当がまるで小さな生き物のように あったかかった

泣きじゃくる 彼女の声を聴いていたら
閉じ込めてあった 疑問が胸の中でインクみたいに滲み出た

彼女の言葉は 心のど真ん中に飛び込んできたが 怒りも悲しみも沸きおこらず ただただ「その通りだ」と思った

二海堂・・・オマエ・・・スゲーよ ・・・何だろう・・・この気持ち・・・ (※答え→疎外感)

なんだか油断するとうっかり 涙が出そうであせったそのくらい嬉しかった

「勝つため」以外の心で飛び込んだら一瞬で首を飛ばされる

言葉にしてないのに通じた こんな世界があるのかと思った 静かで明るくて何もこわくない所にいた

あの場所で聞いた駒音だけがどうしても鳴り止まなくて・・・

不思議だ ひとはこんないも時が過ぎた後で 違う方向から嵐のように救われる事がある

泳いで 泳いで 泳いで  泳いで  泳いで 泳いで 泳いで  泳ぎぬいた果てに やっと辿り着いた島――――
ここまで来れば もう大丈夫だ ここにさえ着けば… ここにさえ居続けられれば…
あれもこれもと 多くを望まなければ 停滞を 受け入れてしまえば 思考を停止 してしまえれば もうここは ゴールで そして もう一度 嵐の海に飛び込んで 次の島に向かう 理由を僕はもうすでに何ひとつ 持ってなかった

彼女が僕の袖を使って泣いている間、体中が心臓になったみたいに脈打って痛くてちぎれそうだった

経験も研究も「年の差」という時間の分だけ圧倒的に追いつけていないということ
その差はどうやって詰めたらいいのかもまだ解らなかった事

戦う理由が無いと言いながら 本当は 身の内に獣が棲むのを知っている まわりのモノを喰いちぎってでも生きていく為だけに走り出す獣 戦いが始まればどうしても生きる道へと手がのびてしまう 誰を不幸にしても どんな世界が待っていても

彼の真剣な顔を見て これは上辺の答えではなくてホントの言葉を探して答えないといけない質問だと そう理解した

ふざけんなよ弱いのが悪いんじゃんか
弱いから負けんだよっっ 勉強しろよ してねーのわかんだよ
こっちは全部賭けてんだよ
他には何も持てねーくらい将棋ばかりだよ 酒呑んで逃げてんじゃねーよ
弱いヤツには用はねーんだよっっっ

二海堂の あのエネルギーはどこから来るんだろう 体だって決して丈夫じゃないのに 自分を疑ったりしないのだろうか 前へ前へと進もうと粘る あの熱・・・ そばにいると胸が苦しくなるんだ ますます自分が嫌になりそうで・・・

二海堂… お前は いつだって ちゃんと色んなものを見てたんだよな… ――オレなんかより ――あのひと言がなかったら きっと今 ここに立ててはいなかった… このひとの横には……

声がかけられなかった 胸がつまるような声だった… ―きっと みんなの前では ずっと ガマンしてたのだろう……

詰め将棋は出ている書籍を片っ端から解きまくり 熱が出る程読み込んだ ――休みは全て将棋会館や父の紹介の将棋道場で朝から晩まで対局をした 指して 指して 指して 指し続けて ――指して指して指して ――そして僕は 今 ここにいる

河が好きだ ――好きなものなんて そんなには無いけど…… 水がたくさんあつまった姿を見ていると ぼうっとして 頭が しん とする

何で忘れてたんだろう 僕は今 父さんがこがれた棋士の世界に 立っているんじゃないか・・・なんで・・・ なんで 忘れていられたんだろう こんな大事な事を・・・

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キャラクター別名言集

主人公

桐山零

川本家

川本あかり  川本ひなた  川本モモ  川本相米二  美咲  川本美加子

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棋士
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A級以下

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その他

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私立駒橋高校

林田高志  野口英作  つぐみ

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