【四月は君の嘘】澤部椿名言集
ツイート進め、踏み出せ、私・・・私の時間、動け。
輝いてないの 思春期なんだからビカーっと ビカーっ ビカーッと
いくつもの知らない自分を発見して・・・いくつもの知らない自分と向き合う。それもたぶん、恋をするってことなのかな。
どうだ 思い知ったかざまあ見ろ。
踏みだしてやったぞ。
女の子として意識させてやったぞ
私はいっぱい苦しんだんだ。あんたも苦しめ。
苦しんで苦しんで私のこといっぱい考えろ
割ったガラスの数は強打者の勲章よ
ばっかじゃないの・・・・ かをちゃんは渡が好きなの あんたは 私と恋をするしかないの
雪に味がついてたら世界は平和だよね
髪から音楽室の匂い 少し荒い 息づかいが聞こえる 涙で濡れた肩口が暖かい 私はそばにいる このまま時間が止まればいいのに
嘘つき そばにいるって言ったくせに 私のこと 何も知らないくせに 嘘つき 私を女の子だなんて思ったこともないくせに…
あんたの青春って何!? 14の春は二度と来ないのよ 放課後に一人教室で
やっと 始まったんだ でも どうなっちゃうんだろう。心臓が飛び出そう。 冬の雨が気持ちいい レモネードの味がする。 私の時間は動き出したばかりだ ーー
耳に残るはさみの音。少し硬い髪 ほんのちょっとした風景が通り過ぎていく その時期が公生にとっても大切なものであってくれたなら 私はうれしいなーーー
ピアノは弾いて欲しい でも 苦しんで欲しくない
私の胸の中にもネズミ色の雲がたまっているみたい 大丈夫 大丈夫 なのにどうして不安なんか感じてるの？
私、バカだな…
音楽が何よ 言葉が何よ
私達には一緒にいた永い永い時間があって
ちっぽけで大切な思い出がたくさんある
公生はかをちゃんが好きなんだよーーー
中学最後の夏だからね 私は三冠王になるの
違うよ！公生は嫌なんだ！かをちゃんと渡が笑ってるのが ！見てるのがつらいんだ！
遅いかもしれないけど諦めたくない 内野手だけどがさつだけどピアノのことなんて分かんないけどこの人のそばにいたい だから優しくしないで優しく寄り添わないで 進め 踏みだせ 私。私の時間 動け ーー
また、まただ。音楽が公生を遠くに連れて行く。 バカ バカ公生 どこにでも行っちゃえ バカ公生！
一人になれるなんて思うな 公生 背後霊みたく ずーっと ずーっと そばにいてやるんだからな 覚悟しろ!!
いつもの会話 じゃれ合うような冗談 私より大きい。男の子の足跡だ 変だな。不意に目が合うと心臓がびっくりする きっと夏が終わるせいだ
家が隣同士 私よりちっちゃくて 早くにお母さんを亡くしてほっとけない元気になってほしい男の子 このままずっと当たり前にそばにいると思ってた男の子 ずっとそばにいてほしい男の子…
やればできるんだから椿ちゃん。ヘヘヘ…自慢してやろ
私はそばにいる…
ーーーこのまま時間が止まればいいのに
公生は駄目なんかじゃないよ…
その”私達”に私はいない ちっちゃい頃からいちばん近くにいたのに いつの間にか いちばん遠くにいる
変なの 負けて悔しいのに 落ちこんでるのに 足が痛いのに 目が涙でぐしょぐしょなのに 最悪なのに どうして星がこんなにキラキラしてるんだろう
やだよ 私を見て 私を見てよ そんな目で誰かを見ないで
君が私の側にいたように 私は君の側にいたんだよ 公生のことなんかすぐ分かる
時間って止まるのね だから ピアノを弾いて欲しい きっと何かが変わるはずだから
正直言うとね 私は── 公生がピアノをやろうとやるまいと どーでもいいんだ ただね やめるなら納得して やめて欲しい 見てて辛いの 今の公生中途半端だもん
耳に残るハサミの音 少し固い髪 ほんのちょっとした風景が通り過ぎてゆく その時間が公生にとっても 大切なものであってくれたなら── 私は嬉しいな