四月は君の嘘名言　有馬公生の名言・名セリフ

たくさんの人と、音を共有できた時、たくさんの人に、音が届いた時、心を重ねた時・・・
音楽は言葉を超えるのかもしれない。

知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。

僕は―――たった1人でいいや　君だけでいいや―――

ピアノは嫌いだ。それでもしがみついているのは、きっと僕には何もないから。
ピアノを除けば、僕はからっぽで、不細工な余韻しか残らない。

忘れられるはずないよ　だって　僕は君と同じ演奏家なんだ

あのコの言った通りだ　音楽は自由だ　君は自由なんだ

なんであんなに楽しそうに、演奏できるんだろう。

君の言うことやること全て、キラキラ輝いていて、僕はまぶしくて目をつぶってしまう・・・でも、憧れずにはいられない。

僕らはまだ、旅の途中にいる。

楽譜は神じゃないよ。完璧でもない。人間が産み落としたとても感情的なものだ。

もう一度聴きたいけど聴きたくない　もう一度会いたいけど会いたくない　こういう感情を何て呼んだかな　こういう気持ちを何て言ったかな

「クロイツェル」――――だけど　この曲はもうベートーヴェンのものじゃない　
この曲はまぎれもなく　彼女のもの「クロイツェル」は　今　彼女のもの

力強く 鼓動のように 僕を突き動かす　君の音が聞こえる 君がいる

初めはね 聞こえてるんだ。
でも途中から… 集中するほど
その演奏にのめり込むほど…
奏でた音は春風にさらわれた花のように もつれながら遠ざかって消えてしまう

ある女の子がね　真剣に　音楽の力を信じてるんだ　そりゃもうバカみたいに
だから　僕も信じてみようと思うんだ

悩んで　迷って　苦しんで
たどりついた答えは笑っちゃうくらい　シンプルで

僕は大切な楽譜を投げ捨てた人間だよ
奏者として失格だ

たくさんの人と、音を共有できた時、たくさんの人に、音が届いた時、心を重ねた時・・・音楽は言葉を超えるのかもしれない。

食べ物に恋をして　日常のささいなことに恋をして　ヴァイオリンに恋をして　音楽に恋をして　だから君はーーー輝いているのかな

苦しいのは当たり前なんだけどな
僕は海図のない航路を行くんだろ？
挑戦するのも生み出すのも苦しいよ
だから ありがとう　僕の体に積もったホコリを払ってくれてありがとう

母さんが喜んでくれるなら…元気になってくれるなら僕…頑張るよ

君は　ときどき　すごくいいことを言う

僕の住んでいる町は ーーー カラフルに 色付いている

僕はバカだ 暴力上等 性格最低 印象最悪
でも 彼女は美しい 雪の中の君は 美しい ーーー

だからもう一度チャンスを下さい。
君と肩を並べるチャンスを下さい
もう一度 僕と一緒に弾いてください ーーー

完璧に譜面を弾けたって　何も変わらない
バッハとショパンが　僕にささやくんだ
「ここのどこに　君がいるんだい？」って

天使みたいだ 大人しくしてれば

ぎこちないBGM　銀色の月から隠れるように　音楽室に２人　夜の中に　僕ら２人しかいないみたいだ

ただ気付かなかっただけ
もう　ずっと前から　僕の世界は変わっていた　僕と出会ってくれてーーー
あの日から　僕の世界は鍵盤でさえ　カラフルになっていたんだ

うーん　僕は　この曲を　どう弾きたいのだろう　何のために　誰のために　弾きたいのだろう

母さんは僕を許してくれるでしょうか。
必死で母さんを忘れようとした僕を 僕はピアノを弾いていいんでしょうか？

プログラム通り中学生の部のトリは三池さんでお願いします。
ただ… ーーー今日の主役の座は僕らがもらいます！

君は王女さまじゃないよ。カヌレが好きなケーキ屋さんの子で小説のヒロインじゃない 僕はラヴェルなんて絶対弾かない。だからもう一度一緒に弾こうよ それに君が言ったんだ 「忘れられるの？」って ーー

僕の心を見透かしたように 君はいつも突然…
ーーー 現れる。

力強く　鼓動のように　僕を突き動かす　君の音が聴こえる　君がいる

ふりそそぐ拍手　高揚感　自分の音楽が届いた　あの瞬間
忘れられるはずない　忘れられるはずないよ
だって　僕は君と同じ　演奏家なんだ

僕はたった一人でいいんだ。届くかな？
ーー 届くといいな

おかしいな。
いつもみたいに音が聞こえないのに僕の中に音がある

もうすぐ春が来る 君と出会った春が来る 君がいない 春が来る