【闇金ウシジマくん】宇津井優一名言集
ツイート宇津井優一 (うつい ゆういち)
漫画:闇金ウシジマくん 出版社:小学館 掲載誌:ビックコミックスピリッツ 区分:青年漫画 ジャンル:経済・犯罪
作者:真鍋昌平 連載:2004年 -
闇金ウシジマくん「フリーターくん」編に登場。
宇津井家の長男で35歳。両親と同居し、日雇い派遣とパチスロで金を稼いでは使い、借金を重ねる。退廃的な自身の生活を定期的に「鬱ブログ」というブログで記している。生活費の件で母と喧嘩の上実家を勘当され、ホームレス生活を送るが周囲に馴染めず孤立する。後に両親と和解し、自己破産して家族と幸せな生活を送る。
毎日、働いてる奴ってスゲーよな。毎日、同じ時間に起きるだけでも尊敬だよ。
逃げれば逃げた分だけ、居心地の悪い所へ落ちていく。
今の俺に出来るコトは、1日を精一杯生きてくだけだ。
何かを始めようとしても、
その最初の一歩がどうしても踏み出せない。
昨日出来なかった俺に、今日の俺が出来るとはとても思えない。
だからきっと明日の俺も何も出来ないとあきらめる。
こうしている間に俺はどんどん取り残された。
俺が思ってるよりも俺は変わっちゃったのかな?
見た目も、中身も。
自分としては小学校の頃とあまり変わっていない気がする。
けど、違うんだろうな…友達がいないってこーゆー事か。
俺には自分の立ち位置を映してくれる人がいない……
なんなんだろ? この感じ……もっと……うんと若いときに失恋しとけばよかったよ……
働き口はどうせ不安定なキツイ単純労働。コキ使われて擦り切れて、使えなくなったら捨てられる。何をやっても無意味に思える。あせる。あせる。あせれば気持ちはヘコみ、視野が狭くなる。取り残される不安。先の見えない不安。絶望。
ギャンブルはもう止めだ! 何万回そう思った?
そうやってズルズル負け続け、借金を重ね、218万円の借金を作ってきたんだ!
借金のコト、考えると鬱になる。
俺は出来るだけキズつかないように無難に人と関わってきた。
楽だから。負担やストレスを感じるくらいなら一人がイイ。
楽だから。
ドップリと寝坊したい。2度寝で人生を浪費して後悔する余裕が欲しい。
橋本は俺にないもの全部持っている。
学歴も家族も仕事も持っている。
でも今の俺には欲しいとも思えない。
今 俺が欲しいものはたった一つ。たった一つだけ。
自信が欲しい…。自信が……
全部全部、全部全部 ババアのせいなんだ。
ガキの頃から俺が何か始めるタイミングで全部全部、
全否定したから何か始める自信がなくなったんだ!
俺は……人生を小出しに賭けている!! 絶対に負けられないヒリヒリ感!! この生きている実感がたまらない!!
借金は俺が返済します。だから母さん、頼むよ。俺を頼れ!